2016年11月11日金曜日

ヨコヅナサシガメ

散歩道の桜の木の下部にある凹みにヨコヅナサシガメの幼虫の巣があり、昨年の秋から観察しています。

今年の5月から6月頃成虫となり、産卵して成虫は全て消え、卵から幼虫が生まれて大きくなっています。

昨年の秋から越冬して今年の4月では18頭が観察できました。

2016.04.01 18頭のヨコヅナサシガメ(幼虫最終段階)

今年の10月27日には13頭が観察できました。

2016.10.27 13頭のヨコヅナサシガメ(幼虫)

事情で観察が10日ほど中断して11月6日に観察した時には6頭に減少していました。

2016.11.06 6頭のヨコヅナサシガメ(幼虫)

さらに11月10日になると3頭に減少しています。

2016.11.10 3頭のヨコヅナサシガメ(幼虫)

ヨコヅナサシガメは夜間から早朝はこの巣に集まり、昼間は木のあちこちに散らばって採餌をしています。(主にダンゴムシを襲いその体液を吸っている。)

私が観察するのは早朝でまだ採餌に出かける前ですから、何か異変があったようです。

別の場所に巣が移ったのか、それとも鳥などに集中的に食われたのか、どちらかだと思います。

恐らく桜の木にヨコヅナサシガメがいて、それが餌になるのを知った鳥が集中的に食っているのではないかと想像します。


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